おそらくヤドカリの巣と思われる穴の横にも木の実が。巣穴に引っ張りこもうとして失敗したのか、と思いましたが、下半分だけ食べられてるので、どうも自宅の横に食堂を設置したもののように見えます。 一帯には白い骨のような堆積があってちょっとギクリとしたんですが、サンゴの死骸でしょうね、これは。 両者勝手に行動中の地雷映画男は浜を北に向かっています(写真右側)。その奥に突然現れた船が砂浜に乗りつけ、そこから人が下りてきました。普通に考えて中国のスパイだと思われるので、これにて地雷映画男とはお別れであろう、さらば、君の事は三年は忘れないよ、と思う。ところが下りて来た人達はそのまま船浮に向かう山道に入って行ってしまう。おのれ、やる気のないスパイか。パンダの方が百倍役に立つではないか。中国がパンダに何も仕込まずに貸してくれると本気で思ってるほどの甘ちゃんではないぞ。 でもって船は船で沖に向かって出て行ってしまう。 どうもここから海上を船で回るより、陸路で帰った方が速いのでシュノーケリングツアーの参加者を揚陸させてるようでした。なんとも斬新な展開です。 浜の横にあったパイナップル風の木の実。アダンの実だそうで、これはバラバラになって落下するのだとか。となるとさっきヤドカリたちが食べたの、これか。ちなみに味はともかく、人間が食べれなくも無いそうな。 とりあえず浜の南端部に来てしばらくボーっと風景を眺める。帰りのフェリーの関係でここで一時間は過ごす必要があったのですが、風景を眺めてるだけでも飽きませんでした。こういった余裕のある展開の観光は、ここ二十年ほどで初めてかも知れぬと思う。 |