でもって一番前が運転席なんですが、一番眺めのいいこの場所は運転手さん専用でお客さんは一切入れません。これもちょっとガッカリな構造です。
その運転席の手前には銀河鉄道999の三人組の等身大パネルが。しかも劇場版。そしてこの船の航行中の観光案内はこの三人の声によるのです。車掌さんは2016年に亡くなられた藤子不二雄アニメに欠かせない名優、肝付健太さんの声でして、ちょっと泣きそうになる。
メーテル、鉄郎もご本人の声で、メーテルが隅田川に架かる橋の解説をするのを聞く時が来ようとは、映画を見た当時の私は夢にも思いませんでした。同時に、今の若い人は、これらが誰かすらも判らないのでは、と心配にもなる。
後部のエンジンルームの上には売店のようなものがあるんですが、残念ながら今回はやってませんでした。
船体後部の半円形座席に陣取って出港を待っていたのですが、間もなく凄まじいエンジン音に悩まされる事に…。
しばらくして出港です。このドアを閉めるのに結構時間がかかるんですが、カッコいいから許す。 上の出窓は完全にPBYカタリナ式ですね。