でもってここもホントに桜が見事でございます。



ここまでが空堀。
向こうが例の黄金船が運用される普通の水堀になります。当然、水堀の方が深く、侵入は圧倒的に難しいので、なんでここを空堀にしたのか、全く理解出ませぬ。何かあっと驚く秘密兵器でも埋めてあったんでしょうか。



そこからぐるっと上を歩けるらしい、外堀の石垣に向かう。
外堀の各所にはこういった櫓(やぐら)があったのですが、現存するのは四つのみです(構造的に別物の多門櫓を除く)。これはその中の一つ、一番櫓。



ちなみに重要文化財ですが、周囲には無数の吸い殻が…。こんなんで焼失したら洒落になりませんから、対策考えた方がよく無いですか…。



そこから外堀を見る。そしてここも桜、桜、桜。なんか東京に比べ、異常な物量で桜が攻めて来る印象です、関西。



ついでに例の三角に切られた銃眼、狭間がここにもズラリと並ぶ。徳川家、これはもう完全に戦闘城砦として築いてますね。
当然、ここも白壁が上に乗っていたわけで、往時の大阪城は相当に美しかったと思われます。

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