前回、天守閣の上から見た第四師団の司令部跡。 約30年前の訪問時は博物館だったと記憶しますが、どうも今はすでに博物館ではないようで、MIRAIZA OSAKAJOとの看板が入り口に掛かってました。でもって、そもそも何の施設なのかはどこにも説明が無し。 …頭弱そうな雰囲気全開ですが、とりあえず入ってみましょう。 入り口を入るとこんな感じ。 個人的に階段ドン建築と呼んでる様式ですね。玄関を入ると妙に豪華な階段がお出迎えする建築様式です。 現存する戦前の昭和の大型建築に多く見られるものですが、明治の建築である北海道庁もこれなので、始まりはもっと古いかも。有名どころでは国会議事堂、国立博物館本館、東大の本郷図書館(ただしこれは階段が折り返しではなく直線で奥まで続くと言う凄い建築)などがこれですね。規模は小さいですが近衛師団本部も近いものになってます。 戦前の日本の建築家さんですから、パクリの元ネタがあると思うんですが、私は英米でこういった建築を見たことがありませぬ。元ネタは何でしょう。ドイツ辺りの建築様式なのかな。 というか軍の師団本部にこの建築様式って馬鹿なの、と思いましたが。もっと効率よく予算と空間使いましょうや。戦争屋でしょ、皆さん。贅沢は仕事じゃないはずです。 中はおしゃれな商店街でした。だったら入り口にそう書いといてよ、と思う。 大阪城に関する展示もあり。ちょっと見たかったのですが、時間が無く、無念の撤収。 オシャレだし、左側にはソフトクリームらしき写真もあるし、というお店ですが、よく見りゃ右上にたこ焼きが飛んでます。 すなわちたこ焼き屋さんです、これ。ただしソフトクリームもあり。ついでに大阪ではすでに絶滅したと思っていたきつねうどんがあり、よほど食べていこうかと思ったんですが、まだお腹へってないし時間も無いしで断念。 |