天守閣に続く道、恐らくここにも門があったんだろうな、と思って確認したら姫門があったようです。妙な名前の門が多いな、大阪城。 ちなみに姫門側から来ると裏と言うか、入り口の反対側に出ます。よってぐるっと回って正面に。 手前に見えてるのは高齢者&身障者用のエレベーターで、1995〜97年の大改修で付けられたもの。私が最後に来たのはその前なので、初めて見ました。 入城券売り場の前にあったこれは検温と、カードに連絡先を記入するための建物。なるほど、コロナウィルスの猛威の下での見学なんだよな、と改めて思う。 さて、その先で券を買って、約三十年ぶりの登城でございます。 ちなみに再建天守閣は石垣の下の土台から鉄骨を組んでいるので、構造的に石垣は一種の装飾に過ぎないそうな。このため、大阪空襲で一トン爆弾を至近に食らいながら崩れなかったのだとか。…いや、それはちょっと凄いな。 途中で見かけた井戸とその屋形。金名水というのだそうな。井戸も建物も江戸期の寛永3(1626)年、天守閣創建当時のものだとか。 城内の貴重な遺構の一つですが、この高さの場所に井戸が出るのか。さすがは水の町。というか、この構造で水まで確保できるのなら、ホントに無敵じゃん、このお城。ここに城砦築いた本願寺の蓮如の戦術眼も凄いな。隠居の地にここを選ぶか、普通…。 |