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![]() 入り口横にあった時報用の大砲、東京で言うところのドンですね。大阪では明治3年から大正末期までお昼に空砲を撃っていたのだとか。 ちなみに元々は幕末の1863年に津山藩で製造、天保山砲台に据え付けてあった大砲のようです。全長3.48m、口径は20cmとかなり立派なモノ。幕末の津山藩は10万石ほどの小藩であり、そこでこんな青銅大砲造れたのか、と初めて知りました。 ![]() 入城すると一番上の階までエレベータで登り、そこから降りて来ながら見学する、という順路になっていました。 ![]() ただしエレベータは最上階の展望台の一つ下、7階まで。最後の一階分は自力で登ります。 ![]() というわけで天守閣展望台に到着。 私が登った事のある復元天守閣は、館山、千葉、浜松辺りですが、どれも展望階は同じような造りだった印象。もしかしてこの大阪城の構造をどこも参考にしてる(ただし熱海と大多喜も登ったはずだが思い出せぬ…)? ![]() ![]() そこから北東、大阪駅&梅田方面を見る。 画面中央付近に見えてる赤い建物が、砲兵工廠時代の遺産、旧大阪砲兵工廠化学分析場跡。 廃墟マニアの間ではそれなりに人気の建物ですが、あそこにあったのね。外堀の向こう側じゃん。今回、ここの訪問も目指してたんですが、城内の地図には記載がなく、この写真を撮った段階では気づいておらず、要するに見逃したのでした…。チキショーメ。 |