石垣の上から外堀を望む。桜も見事ですが、かなりの高さである事にも驚く。ここに石山本願寺があったなら、なるほど山の上だ。
当時の大阪は川だらけの湿地ですから、そのど真ん中に海からの船を着けられる、これほどの小山があったら、そりゃ攻めようがないよね、と思う。



内堀では黄金のお座敷船なるものが運行されていました。いろいろと無理があるような…と思いましたが、人生いろいろだ。ヒョウ柄よりはマシだ。



後は内堀に架かる極楽橋を渡れば天守閣のある本丸です。
左下に見えて居るのは園内を走るSL風の遊覧車。子供に大人気のようでした。



橋を渡ると、ようやく天守閣に近づいた、と実感できます。ちなみにここはまだ本丸ではなく、二の丸の入り口だとか。
一本道でそのまま天守に向かえないのがお城らしい構造ですな。恐らくここにも門があったはず、と思って帰宅後に調べたら、江戸期には山里門という門があったそうな。ちなみに内堀を渡れる橋は南北二か所にしかありませぬ。



門の跡の石組はほとんどパズルですね。やけにキレイな石と、そうで無い石の差が気になりますが、詳細は不明。

NEXT