その途中の風景も実に美しい。奈良公園てこんなにキレイだったっけ?と正直驚きました。この22年で整備が進んだのか、私の感受性が変った結果なのか不明ですが。 ここでも桜が見事でした。奈良がこれほど桜の街とは、これまた知りませんでした。 この階段の先が手向山神社のようです。が、辿り着いて見たら工事用の車両が正面に止まっていて近づけず。ぐるっと回り込めば入れなくもないようですが、まあそこまでしても、という感じだったので撤収とします。 その横にあったのが法華堂、いわゆる三月堂。 この一部は奈良時代のもので、東大寺の中でも最古の現存建築になっています。当然国宝です。これも初めて見ました。 ちなみに写真で見えてるのは鎌倉期に増築された礼堂部分で、この奥の正堂が奈良時代の建造物です。両者は一つの建物にまとめられてしまってるため、現地ではそれに気づかず、写真はこれしかありませぬ… 手前にさりげなく見えてる石灯籠も鎌倉期のもので、重文に指定されてるそうな。 その向かい側にあるのが江戸期に再建された四月堂。こちらは特に重文などの指定は受けて無いようです。 周囲は工事中で近づけなかったので、ここも素通り。この先にあるのが二月堂なので、この一帯には二月、三月、四月の三か月分の堂があるわけです。二月堂は一応、その名にちゃんとした由来があるんですが、その他と合わせてなんでこの三カ月だけなのかは不明で、単なるノリですかね。 という感じで今回の本編はここまで。 |