中はホールになっており、天井は吹き抜け。 間違いなくここは鉄筋コンクリートの建物なんですが、木造建築としても相当な太い木材が使われており、明らかに独立した耐久構造を持ってます。これどうも、建造物内木造建築じゃないでしょうか。鉄筋コンクリートの入れ物の中に、この木造のホールを組み上げてるように見えます。 いやはや、すげえな。 ホールの壇上から。 いやホントに見事な建物で、一度くらい、ここで俺様の歌を聞け、とやってみたいところ。 構造的に音響には配慮が無さそうなので、本来は純粋に集会施設のように見えます。それでもコンサートホールに使っても面白そうな印象です。 そこから窓越しに外の山を見る。いいねえ。 やはりもう一日ここで時間潰そうか、と思い始めるが、幸いにして貧乏性なので、高いお金払って関西まで来たんだから、もっといろいろ見に行こう、と決意する。 そこから先ほどの中庭を見下ろす。 右は崖で、左は回廊のような空中廊下がある構造。なかなか見事に地形を生かした建築で、いいですねえ、こういう複雑な立体構造の建物。この構造、何かあったらここに籠城すればしばらくは戦えるな、と思う、問題は水だけど。 本棟に向かう回廊に出て見る。ここも桜が見事で、そこにこの建物群が重なって見ていて飽きませぬ。 このまま本棟に向かってみましょうか。 |