間もなく南海の高架線を東に向けて通過します。



そこにあるのがまさに今宮戎駅。
片っ端からシャッターが閉まってるえらく地味な駅だと思ったら無人駅でした。いや、これ南海なんば駅の隣駅、都心ど真ん中の駅なんですが…。後で調べて見ると、どうも本線の列車は停まらず、南海高野線のみの駅らしい。それにしてもなあ、と思いますが、あまりになんば駅に近すぎて逆に需要が無いんでしょうかね。

ちなみに改札の上にあるのは普通のテレビで、普通に朝のワイドナショーを流してました。こんなところにテレビがある駅も初めて見ましたが、人っ子一人居ない駅の改札で、ただテレビだけが賑やかにしゃべってるのは、どこかシュールな光景でもありました。



そこから少し歩いて、ちょっと裏手の道に入った場所にありました、今宮戎神社。
歴史的には四天王寺と同じく聖徳太子時代の建立とされてる大阪でも最も古い神社の一つです。ただし戦災で全焼してしまい、現在の建物は全て戦後のもの。



前回訪問した西区の土佐稲荷神社にもあったあれがここにも。寄進した会社名が彫りこまれた柱で、これがズラリとならんでます。この一帯は全て大阪ガスで、どれだけのお金を払ったのよ、という感じでした。



ちなみに裏手の入り口にはこの名があり、一見するとここって三井信託銀行なの?と思ってしまう感じではあります。

この辺り、三菱の爆誕の地である土佐稲荷に対する対抗心?とも思ったんですが、詳細はよく判らず。

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