でもってこの駅、独特の雰囲気があるんですが、妙にホームが長い。なんだこれ、と思ったら奥にもう一つ別のホームが。
どうも時間帯ごとにホームを使い分けてるようで、運行時間によって車両数が異なるんでしょうか。

 
ホームから改札に向かう通路が、なんだか殺伐としている。しかも全然人が居ないので、ちょっと寒々とした印象でした。



駅を出るとさらに殺伐としている。ここまで投げやりな構造の駅は初めて見ました…。ひょっとして仮駅舎?と思ったんですが、帰宅後に確認してみると、南海電鉄の高架線化が計画されており、それが完成するまで当分は、この駅舎のままのようです。

これ、普通に見たら鉄道駅とは気が付かないよなあ…



その横に洒落た感じの古い建物があり、これが1907年建設の旧木造駅舎だそうな。
設計は辰野金吾で、1998年に登録有形文化財に指定されています。辰野さんは東京駅、日本銀行の印象が強く、この人の木造建築って初めて見たのですが、悪くないですね。

横に書かれてるように、現在はカフェとなっているのですが、営業開始は10時であり、残念ながら開店前でした。出来れば入ってみたかったですね。



でもってその名の通り、ここは浜寺公園の前で、奥に見えてるのがその公園。

日本最古の公営公園との解説もあったのですが、明治6年、1873年12月開園だと上野の恩賜公園開園の三カ月後なので、この点は微妙な気が…。ちなみに園内にある交通遊園は半端ではないレベルで凄い施設であり、ちょっと見てみたかったのですが、今回は時間が無く諦める。

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