ついにでここ、妙に複雑な柱の構造だと思ったんですが、補強の鉄骨が入ってました。
古い建物なので強度的に不安なのか、冬の積雪による重量増対策なのか、私には判りませぬが。ついでに言うと梁から上の屋根部分、日本の伝統建築と同じく、パズルのように噛み合わただけで、ネジも釘も使って無いよう見えますが、この距離だと断言できず。

大正期辺りまでは、ちょっとした豪農の農家とかも江戸期の建築構造を維持してましたから、あり得ない話では無いと思いますが…。というか、近代の住宅建築は、釘使い過ぎでしょう。釘が腐ってサビたら、一気に強度に問題がでるわけで、どうかなあ、といつも思ってますが。



整備作業の際に下に潜る作業用の溝、ピットもあり。一時期、埋められてしまったのを掘り起こして再現したそうな。



窓と、その外に広がる北海道の夏は、オジサンが泣きたくなるほど美しかったです。



車庫全景。石畳の床もイイ感じ。ただし黒い鉄骨部はおそらく後から入れられた補強用だと思います。奥にはさらに黒い蒸気機関車も見えております。
 

いいなあ、これ。

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