観光会館の駐車場からの南側の眺め。画面中央右手、木がまばらで山頂が少し剥げてる辺りが先ほどまで居た賤ケ岳の山頂です。 左手の岬のように突き出た場所の上が大岩山で、ここに中川清秀が入っていた大岩山砦がありました。この砦を佐久間盛政が湖畔から駆け登って急襲し合戦が始まり、その後、余呉湖南岸沿いに佐久間の軍勢が撤退するところを今度は賤ケ岳の上から羽柴軍が襲い掛かってほぼ決着、あとは追撃戦となりました。この辺りは次回。 血なまぐさい話の合間ですが、ちょっと狙って撮影したあざとい花の写真をお楽しみください。 周囲を少し歩いて見ると、なんとも気分のいい場所。 当初は北岸からの眺めを確認したら撤退、と思ってたんですが、湖岸沿いにグルっと一周できる道があると知ってせっかくなので走ってみる事に。 駐車場は無いのですが、車を停められる程度の道幅の場所が数か所あり。快晴の下でゴキゲンなシルバーアホーIII号。 案内によると、佐久間はこの辺りから砦に向かって登り始めたと思われるそうな。こういった地元の伝承は意外に侮れないのですが、明らかに変でしょう、という場合も多く、要注意ではあります。このお話の信憑性は私判断で85%といった所かと。 そこから湖岸まで降りてみる。砂浜ではなく石でしたが、人口の護岸工事によるものにも見えます。どっちだが判りませぬが。 |