これがそのリフト乗り場。冬は休業してしまう、すなわちスキー場のリフトが夏場のアルバイトで動いてるのではない、という施設は多分初めて。雪を考慮しなくていいので飛行高度は低いはずで、なんかワクワクしますな。

あれ、でも止まってる?現在9時半、営業は9時からのはずですが…



その券売所。なにこの素敵空間。おじさま、トキメキが止まらなくてよ。

ちなみに片道450円、往復900円。…片道ずつ買っても同じじゃん、と思ったら往復で買うと賤ケ岳特製ウチワがもらえたのでした。
でもって券売機でチケットを買うと、お姉さんがトランシーバーで上に連絡、今から一人行くで、という事を伝えた後、ポチっとな、とスイッチを入れるのです。これにてリフトが稼働します。すなわち現状、お客さんゼロ、わたくしの貸し切りでしてよホホホホホのホ。まあ平日の営業開始直後ですものね。



やはり雪が無いので高度低し。安全だなと思ったのですが、荷物は前に抱えて!深く座って!行ってこいジェロニモー!的なスパルタな感じの指導を受けながらの着座となります。ハコ乗りしたがるとか、よほど変なお客さんが多いの?と思う。



さあ、出発だ。頂上直下まで約6分。森閑とした山の中を無人のリフトと延々とすれ違いながら登る経験は斬新でした。
そしてメチャクチャ楽しいです、これ。ついでに言うなら高度差を考えると分速67mで高度を稼ぐことになります。人類文明ってすげえ、と思う。

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