なんとか正解と思われる駐車場に出ました。
ここが賤ケ岳の登山道入り口&山頂まで行けるリフト乗り場のはず…なんですが虚無的わびサビ空間という位までに、何もありませぬ。ちなみに左に見えてるのは公衆トイレ。いや、カーナビもここだと言ってるし、スマホで位置情報見てもここだと言ってるんですが…。



駐車場の隅にようやく看板を発見。ここまで控えめな営利交通施設は初めて見た気がします。

というか、賤ケ岳一帯、国定公園なのね。知らなかった。
後で調べたら年間利用者数は2万人以下、営業は4月末から11月までの事実上の半年のみ、よって日に100人平均の利用者数という施設でした。これって場所がうんぬんより、誰も知らない、知られちゃいけない的な広報不足が影響してるような気がしなくもなく…。後で見るように、私が見て来た観光地の中でもトップクラスの景観が見れるのに。

ちなみにこのリフトの存在を知ったのも今回の旅行に出た理由の一つでした。
秀吉が指揮を執った山頂付近から見ないと意味が無いよなあ、でも標高421mの山だと登りだけもで1時間コース、しかも初日からそれは…と思って調べていて、その存在を知ったのです。
いつの間にそんなものが、と思ったら1959年、初代東京オリンピックよりも前から元気に営業中だったのでした(経営団体は途中で近江鉄道から奥伊吹観光になった)。…やっぱり広報不足じゃないかなあ、と。ホントに凄いんですよ、ここ。まあ見てて頂戴。



やっぱり北朝鮮の罠じゃないの、という細い道の先に乗り場があるようです。まあここまで来たんだ、行ってみましょう。



途中で登山道の案内が。やはり登山道入り口もここでした。



その反対側にあったリフト乗り場。あまり見ない雰囲気の施設ではあります。

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