さて、木之本地区に入ったので、もう到着だぜ、と思ったんですが、実際はそこからさらに車で10分近く走ります。ただし今回はちょっと途中で道を間違えた、というのもありますが、少なくともすぐ近所と言う距離では無いですね。

ちなみにこの段階では気が付いてませんが、画面左端に見えてるのがその賤ケ岳でした。
ついでに今までの平野部と違って、街道の左右に山が迫って来てるのに注意してください。琵琶湖沿岸から北に抜ける唯一の道は正面の山間の狭い場所だけであり、ここを封鎖したのが秀吉軍団、それを突破して琵琶湖岸に出ようとしたのが柴田軍団となります。



その先で左折だったのですが、工事中の上に変な分岐をしていてナビが狂ってしまい、ちょっと迷走する。とりあえず山が迫って来たので、この辺りのはずですが、未だに案内とかが見えず…

余談ですがこの道は真っすぐ進んでそのままトンネルをくぐって琵琶湖岸にある木之本の飯浦地区にでます。が、往時は正面左手の一番低い辺りに峠道があって、その飯浦にある港に抜けていたはず、と私は考えています。それが何、というのはこの後、賤ケ岳の合戦のお話で。



賤ケ岳はいずこ、と不安になって来たところで、ようやく案内板登場。
ただし上の道案内だと右折、左の看板だと直進で、すでに敵の術中にハマった感があり。参考までに正解は右折です。右の看板は北朝鮮による欺瞞工作と見るべきでしょう。



ところがその右折の先がV字路になっており、どっちに行くのか書いてない。
とりあえず今回の敵は恐るべき相手だ、と思いながら右に入ったんですが…



いや、これ絶対に違うな、と思うもこの道ではUターンができず、しばらく行ってから神社の駐車場のような場所で方向変換してようやく引き返す。ただし風情のある街並みで、歴史のある土地なんだろうな、と思う。

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