あっと言う間に名古屋着。

ちなみに自由席の半分くらいの人がここで降りてしまい、思った以上に名古屋までの旅程って需要あるんだと思う。まあ花の関西旅行記でも書いたように、大阪まで行くなら今では飛行機の方が安かったりしますからね。



でもってホームの反対側に止まっていた「ひかり号」に乗り換える。
ちなみに名古屋発広島行きで、そんな列車もあるのね、と初めて知る。



ただし、この日は中日VS広島戦の開催は無かったので自由席は壊滅的にガラガラ。この後、米原まで四人しか乗ってませんでした。
新幹線だからといって常にお客さんで溢れてるわけじゃないんだなあ、と知る。まあ、それでもJR東海は悪どい商売やってやがると常に思いますが。

ちなみに私の世代だと未だに新幹線といえば夢の超特急(大阪弁だとメチャ特急)「ひかり号」という印象があるんですが、この「ひかり号」は名古屋から広島まで各駅停車でした。
じゃあ「こだま号」の存在意義って何?とか、昔は変身ヒーローの主人公だった役者さんが以後、時代劇や刑事ドラマで悪役ばっかりやってるような、かつてのアイドルが場末の飲み屋街でスナックのママをやってるような、どうしちゃったの「ひかり号」という思いが個人的には感じるところでございました。



名古屋を出てしばらくすると北側に山地が広がり始めます。関が原を経由してあの山脈の向こうに出ると琵琶湖ですね。

京都方面から来ても同じように東山から比叡山に繋がる山脈の向こうが琵琶湖であり、山に囲まれた要害の地にある巨大湖、という変にキャラが立ってる、その特徴がよくわかる風景です。



伊吹山が見えて来ました。
新幹線では必ず富士山が見える側に私は座るので、これまでも何度も見てる山ですが、今回、琵琶湖畔側から見て、その意外な実態に衝撃を受ける事になります。

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