さて、ではどんどん先に進みましょうか。でもって、ただの林と思っていた場所に何かあるのに気が付いた。なんだあれ。



孔雀の飼育舎でした。そうか、天台宗の場合、メチャ特急留学を終わらせて帰還した教祖の最澄が、幸か不幸か、密教の断片を中国南部で拾って来てしまったんですよね…。ゆえに孔雀か。同じ「密教」でも雑密、修験道の山伏が居る段階で、あくまで「断片」だったのに、女子高生と同じレベルでお呪いと魔法が大好きだった平安貴族に馬鹿ウケしちゃったのが最澄の不幸であり、結果的にオレの密教が最高の密教との信念で戦う空海を敵に回して人生を無駄にする事になります。まあ、相手が空海ってあたりがそもそも不幸なんですが。



その下にも何か建物が見える。行って見ますか。



屋根は瓦ぶきの比較的新しいと思われる構造で、確認したら古材を用いて昭和5年に大改築した建物だそうな。でもって入り口に弁慶鐘の看板があり。なんだそれ。



…なんだこれ。まあ、大津絵なんでしょうが…

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