この防波堤、沖合に独立して存在しており、こちらか渡れません。その向こう、朝もやの中に見えてるお椀型の山は近江富士、三上山ですかね。いい雰囲気でございます。



それをぶち壊しにする謎の船。なんだこりゃ、と思ったら、これが例の観光船、ミシガン号らしいです。

この人達ホンモノのお馬鹿さんアルヨ、と思いました。どうせなら信長の巨大船とかにしようよ、なんで琵琶湖でこの船なの。というか琵琶湖で後部パドル式の汽船って航行されていたことあったっけ?



船体横にもデカデカとミシガンの文字が。

アフリカのタンザニア湖の観光船の名前が秋田県田沢湖号だったら、現地のキチガイによる呪術的な命名だろうか、と疑ってしまいますが、この滋賀県琵琶湖のミシガンの場合、単純に馬鹿なだけです。これがオシャレでカッコいいと思ったなら、死後、地獄で信長閣下にドツキ回される未来が待ってると思います。

県庁所在地と巨大な湖で、シカゴとミシガン湖の連想なのでしょうが、アメリカによる日本占領は1952年4月の段階で既に終わっています。なんで今更、植民地の卑屈なゴマすりのような名前の船を運行するんでしょう。琵琶湖と言う名前は私もダサいと思いますが、それがいやならニオノ海とか幾らでも別の名前はありますぜ。

そもそも大文字で書かれたThe stern wheel on lake biwa、という英文も意味が判らん。これはどうみても船体部分でしょう。そしてなぜTHEが付くの?Sternwheeler、あるいはPaddle steamer といった意味のつもりなんでしょうが…。トホホ…



大津港、基本的に観光船の港のようで、他にもまともな形状の観光船が何隻か停泊してました。これだけの船が複数停泊できるんだから、やはり凄いなあ、と思う。



滋賀県の警察&消防関係の船も。滋賀は海無し県ですが、水上警察はあるんですね。

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