安土駅に到着。意外に大きい駅でした。 駅のコンコースから。左手の平らな山が安土城跡で、見れば判るように、ここは尾根続きの右側により高い山があります。城攻めを考えると右の高い山に敵が陣取ってしまった場合、いろいろと厄介なんですが、そんなの知るかと信長は安土城を建ててしまいます。この辺りは、安土城のあった土地の特殊性から問題ない、と判断されたんだと思いますが、その辺りについては次回以降に。 ちなみ右手の高い山のさらに右側の谷間を中山道が通っていたため、ここにはかつて観音寺城がありました。信長が滅ぼしてしまった六角氏の居城であり、当時としては破格の巨大な山城でした。応仁の乱でも何度か戦闘の部隊となり、最終的には信長の上洛(1568(永禄11)年)の際に攻め落とされて(とういうか緒戦の敗北を見て逃げ出してしまい)廃城となっています。信長はそれには見向きもせず、隣の安土の山の上に城を造ったわけです。おそらくこの上洛の前後に、あれはいい山じゃん、と目を付けた可能性もあるかと。 駅前に出ました。時間が無いから食事はパス、と思ってたんですが、そもそも食事をするお店がありませんでした…。まあむしろ好都合、という事でここから城跡に向かいましょう。 駅前にあった信長像。ポーズからしてチョンマゲビーム発射の瞬間を捕らえたモノかと。とりあえず、今回の本編はここまで。 |