今回のオマケ編は安土一帯で見かけた謎の偶像崇拝の紹介だよ。

「はあ、さいですか」

では行って見ようか。



「…なんだこれ」

昭和時代の全国で見られた飛び出し注意の看板の一種かな、と思ったんだが注意書きが一切無いので、琵琶湖東岸に見られる何らかの宗教の可能性が高い。

「なんだそれ。というか、これ信長さん?」

だと思う。アズチ シチーと書かれたオサレ爆発のTシャツを着用中だしな。…ホントはADUCHIじゃないかな、と思うけどね。

「スカート履きで赤タイツなんですが」

いやこれスカートじゃなくて甲冑の腰部分に付ける草摺だろう。赤タイツは言い訳のしようが無いが。

「なんか凄いな」

ところがこれで終わりじゃないんだよ。



「実行しちゃったんだ」

しちゃったんだろうなあ。何に気が付いたのかさっぱり判らんが。ちなみにバス停の名前、ぼうや地蔵であり、やはりこれは一種の偶像崇拝のためのものだろう。英語で言うとアイドル。

「さいですか」



「…これはもう偶像崇拝だね」

偶像崇拝だろ。きっと新月の晩になると地元の人たちが集まって何らかの儀式が行われるのだと思う。よそ者が目撃したら生きて帰れないヤツだな。

「それか」



妙に可愛いのだけど、片足が失われたのもあった。半分神霊で、半分は人間と言う象徴的な意味かもしれない。

「さいですか」

という感じで、今回はここまでだ。

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