そこから三階に向かう。一目で判るように、ここは完全に造り直されてますが、木材が新しいので平成の大改修によるものでしょう。 天井、そして窓枠を中心に大幅に造り直されてましたが、極めて丁寧に組み上げら得た、あるべき姿の修復でした。素晴らしいという他ありませぬ。見事です。天守閣の時は別の意味で泣きたくなりました。そして三階はさすがに壁を厚くする工夫はありませんでした。床板に狂ったように西洋釘をぶち込む狂気のような工法もなし。素晴らしい仕事だと思います。 三階からは左右の櫓の屋根が見えます。ニンジャなら一度はあの上を駆け抜けてみたいところです。 いや、ホントに良いものを見せていただきました。これにて撤収です。 参考までに階段はこんな感じの極めて急なもので、各種軍艦のものと比べても遜色ない恐怖。 |