ではその唐橋駅から、本日の宿がある「びわ湖大津駅」に向かいます。 ちなみに大津はJRの駅があるだけで、京阪電鉄は乗り入れ居ていないどころか、まともに乗り換え可能な距離に駅すらありません。県庁所在地でこんな鉄道網初めて見た、と思ったんですが、どうも元々は、京阪電鉄のびわ湖大津駅の場所に国鉄の大津駅があったようです。 琵琶湖線が開通するまで、大津の港から長浜までの水運が主要な交通路だったからで、当初は大津から先は長浜まで船の移動でした(ただしその後、9年ほどで琵琶湖線が開通、水上輸送は一気に廃れる)。この後、大津駅は消えてしまうのですが、いろいろあって場所を移して再開、ただしその後もいろいろさまよいながら、現在地に至るようです。この辺り、海運の衰退でさまよった小樽駅の迷走を思い出しました。 現在の湖西戦と琵琶湖線(東海道線)の線路が妙に入り組んでるのも、この辺りの歴史的背景があるようです。 間もなく電車が到着、なんだか小型の可愛い電車で、こんなのが走ってるのか、と驚く。そういえば京阪電鉄って高校生の時に友人たちと京都に来て以来かも。当時はまだ、京都市内は鴨川の土手の上を走ってました。 間もなくびわ湖大津駅に到着。完全に日没で外の景色が見えなかったのは残念でした。 駅を降りて周囲を見まわすとなんだか全然お店とかが無い。県庁所在地のはずだけど…と驚くも、ここは大津の中心部と言うよりは、ちょっと市街地からは外れた場所になるようです。ただし後で人に聞いた話だと、大津の人は京都に出かけてしまうから、それほど繁華街などが存在しない、との事でしたが…・ 今回のホテルの玄関がなんか凄くてビビるも中は普通でした。全体的に昭和なホテルでしたが… |