その先の道路のわきに勢多城跡の石碑が建っていましたが、他には遺構らしきものは無し。「信長公記」によると、山岡は橋を焼いた時に自らの居城にも火を放った、とあるので、そのまま廃城になってしまったのかも。



どんどん日が落ちて行きます。まさに黄昏時、橋はとてもいい雰囲気でした。左側の灯りが点いた建物は島にあるもの。料亭と老人ホームが並んでるようですが、凄い立地ですね。眺めはいいでしょうが、例によって湿気が高齢者には辛くないの、と思いますが…



さて、では撤収に入りましょう。橋の上から南側を見る。光の筋が走ってるのが新幹線の橋。すなわち新幹線から見える橋は唐橋だったのだ、と初めて気が付いた。ついでに新幹線から見えてたのは琵琶湖の湖面ではなく、瀬田川の河口だったのね。

それにしても美しい時間帯だな、と思う。日没までギリギリの訪問でしたが、なんとか間に合ったし、こんな景色も見れたしで、悪くいないですね。



島を超えて、小橋の上から細い流れの方を見る。完全にベタなぎで、流れもほとんど止まってるように見えます。ここもまた美しい時間となっておりました。



さて、京阪電車の駅まで戻って来ました。周囲はほぼ日没となり、今でも幹線道路らしい旧街道はかなり渋滞して来てます。

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