さて、今回は東海道新幹線の東京駅始発、朝6時の「のぞみ」博多行きで出発です。ただし琵琶湖東岸からスタートなので米原駅で降りるため名古屋で「ひかり」に乗り換えます。

冷静に考えると、東京から博多は直線距離でも850q、これはパリからベルリンの距離にほぼ等しいものです。それを最高時速300kmで毎日何往復もしてるんですから、凄い話ではあります。

ついでに今回初めて知ったのですが、名古屋から京都まで150qちかい区間に新幹線の駅はたったの二つ、岐阜羽島と米原しか無いんですね。ちなみに米原〜京都間の営業距離約70qは東海道&山陽新幹線では最長区間であり無人の野を行くがごとく走り去ります。ついでに言えば魚しか乗り降りしないので駅の設置が見送られた青函トンネル部分を除くと、未だに日本最長の駅が無い新幹線の営業区間がここです。

ついでに言えば岐阜市と滋賀県の大津市には駅がありませぬ。東海道&山陽新幹線で県庁所在地に駅が無いのはこの二県だけです。まあ大津は実質、京都みたいな位置ですが、岐阜の皆さんはもっと怒っていいのでは?



自由席でも座れるだろうと思ったものの、念のためちょっと早めに乗り込んだのですがガラガラでした。平日ですが以前は会社員の皆さんで始発は満員だったので、やはりまだまだ人の移動は本格化してないみたい。

ただしこの後、品川、新横浜で結構乗ってきて、最終的には半分以上の席は埋まりました。



神奈川県内&東京の多摩地区でよく見る丘陵の斜面に貼りつくように建てられた家たち。

あそこからの通勤、買い物は事実上の修行だろうし、宅配業者にとっては階段の無い四階建ての公団団地に次ぐ天敵であろうなあ、といつも思います。というか地震で崩れないのか。



箱根の手前あたりから山間部を走るのですが靄が出てるのが見えて、思った以上に寒そうだ、と思う。ついでに上空の雲がキレイに東西に流れて帯状になってますから、高高度ではかなり強い風が吹いてるみたいです。そろそろ冬なのだなあ。



富士山が見えて来る。首都圏東部&東京東部在住で生きて来た人間は富士山見るだけで大興奮。
まあ千葉からも冬場とかは見えるんですが場所は限られますからね。

NEXT