そこから再びヨーカンにされた白松さんの横を通る東西商店街に出て駅に向かう。


間もなく午後4時、新幹線の時間は5時過ぎなのでまだ1時間ほど余裕がありますが、仙台駅を少し探索して終わりとするか、と考える。



というわけで仙台駅へ。やはり空港みたいな構造の駅だなあ、と思う。



駅構内は初日にある程度歩いていたので、今回は新幹線の駅構内を…と思って入場して見たら驚くほど何もない(笑)。
まあ、ここは古い構造のままらしいのですが、それにしても主要都市の新幹線駅でここまで何もないのは珍しい気が(ただし上野駅の新幹線駅はもっと何もないが)…。

今回は職場に行き先を告げてしまっていたので、お土産は必須であり、しまった何も買ってない、と焦ったのですが、かろうじて小さなお土産コーナーを発見、ずんだ餅を確保して一安心となったのでした。



帰りは普通に新幹線で。これならわずか1時間半で我が上野駅に到着です。といった感じで、今回の旅行は終わりを向かえるのでした。

…ただし最後に斬新なオチがあり、上野駅で新幹線駅から出られなくなりました(笑)。
上野の新幹線乗り場は直接外に出れない、一度在来線の駅に入ってから再度改札を通る必要があります。でもって今回のJR東日本公認格安チケットは入金すると個人名で登録してあるJR東日本のICカード、Suicaが電子切符となり、改札を通れるというものでした。ほほう、新時代であるな、と思ったんですが、これがダメだったのです。

問題は、この時、私のSuicaには30円しか残高が入っていなかった事。Suicaは残高が初乗り料金以下の場合、改札で弾かれるのですが、これにひっかっかり、新幹線の駅から出れなくなってしまったのです。仙台駅は直接、新幹線駅に外から入れるため、電子切符だけが読み取られてあっさり通過してしまったのですが、上野で在来線の駅構内に入るため、このルールが発動してしまったのです。

最初、自動改札で弾かれたときは、これだから電子切符とかは信用できねえ、と昭和生まれのオッサンらしい結論に至り、有人改札に向かったのですが、チケットは問題無い、との事。
じゃあなんで、と思ったら、Suicaの残高不足です、と言われ、いや、このまま上野駅を出て家に帰るんですが…と説明しても、いやそういった仕組みですので…とどうしようも無し。結局、いつ使うのかも判らん1000円を入金する羽目に。滅んでしまえ、電子切符と思いながらの帰宅となったのでした。まあ、半額で利用させていただいたので、これ以上の文句は言わないで置きますが…

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