さて、では歩いて渡れる松島シリーズ その1、雄島に上陸です。



上陸点から振り返る。
画面右の石窟がある道を歩いて来たんですが、どうも橋から直進するのが正規の経路みたいです。まあ、どっちでも問題は無いんですが。でもって、なるほど、松が多いね、この土壌だもんね、と思う。



ほぼ陸続きに近い島で、実際、前回も見たように江戸期に芭蕉は徒歩でここに入ってます。
よってかなり古くから観光名所だったようですが、正直、特に見るものはない、ただの島ではありました。



島の中は歩道が整備されていて歩きやすいのはありがたい点。

 

島の端から松島湾を見る。10月末の朝の9時に東を見れば当然、逆光でございますな。
でもってこれを見て風光明媚でしょう、と言われえても、正直困るな、という感じですね。やはり松島一帯の「伝説」は、平安の京の都の人たちの夢と希望と勝手な憧れが、大分実像をゆがめてると思うべきだな、と感じるところ。

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