とりあえず現地の案内図で周辺施設を確認する。画面中央やや左に現在地があり、そのさらに左が今回下車した松島海岸駅。 …いや、これ何もないじゃん、という感じでやはり遊覧船に乗らないと意味がない場所なのだと知る。 それでも海岸から橋で渡れる島が二つあり、特に右上の福浦島はかなり大きいもののようです。ただしちょっと距離があるので、現在地の南にある小さな島、雄島に行ってみる事にしましょうか。 ちなみに今回は全て素通りしてしまったんですが、一帯には歴史ある寺社が多くありました。個人的に興味を引かれたのは松島海岸駅のすぐ北にあった日吉山王(ひえさんのう)神社、すなわち“ひえいさんの”神社がある事(日吉を“ひよし”と読ますのは戦後になってから。それじゃダジャレが成立しないので意味がなくなるのに、何を考えての改名なのか個人的には全く理解できんが)。 天台宗の総本山にして、京の都の鎮護の地、比叡山の古代信仰にルーツを持つおサルの神社が日吉(日枝)神社です。すなわち京都の文化の出張所みたいなもので、それがあるという事は、やはりここが大和朝廷が古くから入り込んでいた土地なんだろうな、と思う。ただし最後に立ち寄ろうと思っていながら、駅に入ってから思い出す、という大失態をやらかし、今回は未訪です…。 とりあえず雄島に向かう事にする。公園からもいくつか島が見えるんですが、どうだいこれぞ日本三景って感じだろ、とか言われたら100mの助走を付けて「他にいくらでも似たような場所あるわい」と叫びながらフライングクロスチョップをかましますね、私なら。 案内に従って雄島に向かうのですが、ホントにこれであってる?とちょっと不安になる道。途中で案内、無くなっちゃうし… 「るぱん」を名乗るボートはあるし…初訪問の観光客にはハードルが高い感じ。 が、とりあえず正解だったようで、左側に雄島まで200mの案内と、島の解説板を発見。ただしその先の道もホントにこれでいいの、とちょっと不安になる道でしたが…。 |