ちなみにスタンドから左を見て…



右を見る。雲の影がはっきりと認識できる巨大な空間が眼下に広がります。
その中でオーバルコースはこのスタンドから全体が見渡せるのに注意してください。これがアメリカ式のサーキット、オーバルコースの特徴で、競馬場や陸上競技場のように、サーキット全体を常に見る事ができるため、レース全体を見逃すことが無いわけです。
これがアメリカでオーバル式サーキットが人気な理由の一つなんですが、その代わりひたすら右か左にのみ曲がるだけのレースが延々と続く事になります。私なんかは、退屈で仕方ない、と思うんですが、そこはまあ好みの問題でしょう。テレビ中継が無い時代のレースとしては理想形の一つだったのかもしれません。ローマの戦車競技みたいですしね。

ちなみに今回使われるコースでも全体の1/3位はここから見えるので、その点だけは良かったです。



今年のスーパーフォーミュラは予選決勝を一日で終わらせてしまうため、この日の午前中10時過ぎから予選が始まってました。私が到着した時はすでに途中だったのですが、二つの組に分けて行うなど判りにくいルールで、なんだかよくわからん内に終わってしまった、という感じでした。



予選を終えて、ピットレーンに戻って来るスーパーフォーミュラの車たち。

先頭は昨年のチャンピオン、ニュージーランド出身のキャシディ選手ですね。スーパーフォーミュラは前年チャンピオンが1番ゼッケンというルールがまだ生きてるので1号車です。ただし今回は予選11番手とかなり残念な結果に。
そしてその後ろ、20号車が今回ポールポジションを獲った平川選手で、レースではポールスタート後、一度もトップを譲らず優勝を決めてしまいました。



スーパーフォーミュラの予選終了後は、TCRJというハコ車、市販車系のレースの決勝がありました。正直、全く知らないカテゴリですが、1750〜2000ccの過給機付きエンジンを搭載した前輪駆動車によるレースだそうな。写真はそのスタート前の光景。 ちなみにこちらは開幕戦ではなく、第二戦だったようです。

とりあえずホンダのシビック、フォルクスワーゲンのゴルフ、あとはアウディのRS2、アルファロメオのジュリエッタが参加車両で、それぞれレース専用車があるらしいです。

NEXT