少なくとも、いかにも入り口らしいメインスタンドのここからは入れないらしい。この後、画面右手奥にようやく入り口を発見、そちらに向かうことに。



とりあえず、メインスタンドの隅っこてようやく入場できました。なんでメインスタンドから最も遠い位置にわざわざ入り口を設けるのか、どうにもよく理解できない構造ですが…

といってもこのお客さんの入りですから、指定席も何もなく、皆さん好き勝手に座ってました。ちなみにメインスタンドからは実況映像が流れる巨大モニタも見れる、との説明があったのですが、そんなものどこ…あ、あのコントロールタワー横の小っこいヤツの事…?

ついでにコースの遠さにも愕然とする。手前に見えてるのは現在閉鎖されてるオーバルコースのもので、今回車が走るのは奥に見えてるコース、画面左手で白いゲートが上に架かってるコースです。観客席まで軽く100m近くは離れてますから、野球場で言ったら外野席から打席を見てるようなものです。なんだそりゃ、という意外の感想が思いつきませぬ。



お客さんの入りはこんな感じ。
まだコロナウィルスの関係で5000人を超える観客を集めたイベントは禁止だったので、その影響もあるのでしょうが少ないです。正直、これでは赤字だろうなあと思う。ちなみに主催者発表では観衆4800人とされてましたが、当初6200人となってたのを一瞬、見たような気がするのですが(笑)…。

そして御覧のように指定席といっても屋根なしの吹きさらしです。
常設構造でなくてもテント張りの屋根があるだけでもマシなのに。さらには午後から西日になるのは判ってるので、後部に日よけのカーテンを置くだけでも違うのに。
なんというか、スポーツ観戦施設としては最悪であり、なんでこんなサーキット造っちゃったのホンダの皆さん、としか言いようがございません。これで日本のモータースポーツに貢献とか言われてもなあ、と。お客さんが来なければ話にならんでしょうに。

実際、この日も直射日光の下、暑さの我慢大会状態になりました。後にすり鉢状の構造を持つサーキットでの中では気温40度との表示が出て、この中でレースとか、一種の狂気だよな、とも思う。



そこから右手を見ると使われなくなってしまったオーバルコースを駐車場にしてました(笑)。

指定席料金払うと駐車場を間近で眺めて楽しめるよ、という配慮でしょうか。どうもここに停まっているのはレース前に自分の車でコースを走れるイベントに参加する車両だったようですが、レース直前にこんな数の車を走らせたらコースコンディション、無茶苦茶にならんの、と心配するのは余計なお世話でございましょうか。

ちなみに左手に見えてるカーブが今回使用するコースのもの。手前の人と比べて、どれだけ遠いかを実感してください。世界一安全なメインスタンド、とも言えますな。

さらにちなみに左奥に見えてるのが、昨日見た90度カーブの観客席。



到着した時はスーパーフォーミュラの予選の途中でした。
ピットレーンを走り抜けてるのは予選走行を終えたスーパーフォーミュラの車ですが、駐車場のような所に集められいるのは、その下位カテゴリ、ヨーロッパで言えばF-3にあたるフォーミュラ ライツの車。こちらはちょっと前に二回目のレースが終わったところだったので、車検中ですかね(二日間で三回のレースを行うというスケジュール。が、時間の設定が微妙で路線バスでの訪問では一つも見れず)。

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