さて、その翌日の4月26日、日曜日も快晴だったので、今度は地元の東京東部を見て歩くことに。

まずは日本の鉄道拠点、東京駅。
丸の内側からこの駅前広場に出ても散歩以外にやることないので、普段からそれほど人は居ないのですが、それでもここまでガラガラなのは異常です。現在、午前10時半。



再び最大望遠ですが、視界に入る人は左下の一人だけ。鉄道駅だけに日が出ている間は常に人を見かけるので、なんとも異様な光景でした。

ここ10年で一気に商業施設、美術館などが増え、単なるオフィス街から大きく変貌したのが丸の内口周辺です。以前の日曜日はここから大手町、霞が関、国会議事堂周辺までゴーストタウンという感じだったのが、最近はかなり賑わってました。それがこれ。
なんだか20年前に時間を遡ったような錯覚を受けます。



そこから皇居の二重橋前まで続く歩道もこの様子。奥に見えてる緑地が皇居です。

以前のここは皇室専用道路、行幸道路で、東京駅からお出かけになる一族の皆さんが使う道でしたが、21世紀になってからこのような歩道に作り変えられたのです。この状況になってからすでに10年以上経ちますが、個人的には未だに新しい風景、という印象が強いですね。

ちなみに皇室関係の車両だけはここを通行できます。このため外国の大使が天皇陛下に着任報告する時の信任状捧呈式では、新しい大使が東京駅からこの歩道を馬車で通って皇居に向かうのを見る事ができます。

また、皇室の皆さんが東京駅を使う時も御料車と警護の白バイ、パトカーなどがここを通って東京駅に向かいます。
ただし最近は新幹線を使うので、東京駅丸の内側にある皇室専用の入り口ではなく、日本橋口を利用することが多いようです。



お次はここ、銀座の入り口、有楽町駅。午前11時前で、ほんとに無人でした。ここも土曜の午前中なら人だらけの場所なのに。



有楽町阪急の横から数寄屋橋交差点を目指す。銀座に向かう黄金の道ですが、そこもこの状態。
画面に見えてるわずかな人は、全員、銀座方面を目指しており、最終的にこの後、三越と和光の銀座四丁目交差点に至るまで、一人の人間ともすれ違いませんでした。すげえな…。


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