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その先からは道が下りに。たくさんのスクーターが並んでることから判るように、台湾はまだまだ四輪よりもバイクの国なのです。が、この坂だらけの町、50tのスクーターで走り回れるとはちょっと信じられないので、エンジン回りを見ると、どうも100t前後のものが多い感じ。それだけあれば、なんとかなるんですかね。
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坂道を降り切ると、ちょっとした広場に出ました。でもってよく見ると奥にレンガつくりの何かがある。行ってみましょう。
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金鉱時代の坑道跡でした。上に見えてるように五番坑道だそうな。こういったのを整備して中に入れるようにすればいいのに、と思ってしまうところですが、そんな事しなくても十分お客さんが来てるようなので、当面、放置なんでしょうね。私なんかはこっちの方がずっと気になるんですけども。
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そこから山腹を水平に走る道に出る。これ、坑道につながるトロッコ軌道跡、あるいは鉱石運搬用の道だったんじゃないかな、と考える。
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その下に見えてた廃屋っぽい建物、これも元博物館で、金鉱時代の資料館らしい。が、これも閉館済みで、ちょっとがっかりでございました。
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