さて、今回の旅行は台北市周辺をかなり動き回るので、その行動の中心点となる台北駅の近所に宿をとりました。日本だと東京駅前の宿、という感じですがそれでも一泊平均5000円くらいですから、安いものです。
ちなみに前回泊まった西門地区からも歩いて15分くらいですから、ほぼ同じ地区といえば同じ地区。ただし台北駅まで歩いて行ける距離の今回のホテルの方が交通の便は良いのです。
ホテルのチェックインも普通に英語が通じて一安心。
でもってカギを渡される時、これでエレベータを動かせ、と言われる。貴殿は何を言ってるですか、という顔をしてると、ボタンの下にセンサーがある、との事。そんなエレベータ乗った事ないぞ、と思いながらも見て見ると、ホントだ、センサー部があって、ここにホテルのカギを一度接触させないと、行き先の階が選べないようになってました。
一種のセキュリティであり、なるほど、一等地のホテルだぜ、と思ったんですが(笑)、二台あるエレベータの内、一台にしかこの装置は無く、すなわち隣のエレベータの乗れば完全にザル状態。
…意味ないじゃん。
ホテルの中はこんな感じ。前回の地獄のライブハウス下のホテルに比べると、はるかに高級感があります。一泊1500円くらいしか違わないんですけどね。
でもって部屋のカギはタッチセンサー。ICカード乗車券のようにアンテナ受信マークの上にカードキーを置くとカチリと開きます。これも初めて見るタイプのもので、ホテルも日々進化してるのだなあ、と思う。つーか、昨年のインドを思い出すと、あれはあれで偉大だったなあ、と思う。
部屋はこんな感じ。そこそこの広さで悪くないのですが、部屋には窓が無いのでした。
私が窓の無い部屋に放り込まれたのは上海、インド、バンコクに次いで四度目の経験でした。南の方のアジアではエアコンが基本なので、窓が無いホテルが多いのでしょうかね。前回の西門の場末ホテルは一応、窓はありましたけど。目の前が隣のビルの壁でしたけど。
そのホテルのドアに貼られていた注意事項。印鑑と謎の紋章入りの注意書きは初めて見ました。一瞬、お札に見えて、何かイワクつきの部屋?と思ってしまいましてよ。
とりあえず、もう夜中の10時半、近所のコンビニで軽く買い物して、少しテレビ見て寝る事に。でもってテレビの内容は相変わらず豪快だったんですが、それはまた後で。
ジュースはリンゴ風味の炭酸入り紅茶、という感じの微妙なものでしたが、これで30元、約100円。前回と同じ価格なので、物価の上昇はほとんど無いようです。私の経験上、飲み物の値段は各国の物価をかなり正確に反映してるので、日本より3.6割くらい物価は安い、と思っていいでしょう。大安売りですな。幸せ。逆に台湾から見た場合、日本の物価は6割以上高い、という事になります。
となると1元=3.5円なら物価差を考え、台湾元の金額を約6倍(3.5×1.6)にすると、日本と同じ感覚になりますから高いものか安いものかの判断が簡単にできます(台湾元で100元の品物なら日本で600円の買い物をするのにほぼ等しい。それが600円と考えた場合、高いと感じるかどうかを考えればボッタクラレる可能性は減る。もっとも台湾ではほとんどボッタくりは無いが)。
と言った感じの初日の本編はここまで。
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