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でもって入管の外にあった気温表示を見て驚愕。
ええええええええ、21度?この日の東京は20度でしたから、ほとんど変わらないじゃん。昨年の沖縄本島より南なのに、こっちの方が寒いじゃん。マジですか、半袖ばかり持ってきちゃったよ…。
実際、この日と翌日はかなり寒く、エライ目にあったので、台湾、南国だと思っていたら要注意です。11月だと沖縄より寒く、東京並みの日が普通にあります。ただし、3日目と4日目は気温が上がり、25度近くなりましたが、それでも沖縄よりは寒いのです。単に緯度だけで気候を判断しちゃいかんなあ、と学習したのでした。
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ついでにMRT乗り場の横で見かけたフードコート。
あ、これ前回の時、仮眠させてもらったとこだ。いろいろな思い出が走馬灯のように各馬一斉にスタートしましたが、私も大人なので、フフフ、そんな事もあったね、と軽く流す。でもって、この横の切符売場については既に説明したのでパス。
ちなみにちょっと迷っていたら、日本語のできる親切な係員さんがいろいろ教えてくれました。多謝。
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でもって今回がデビュー戦の空港から台北駅に向かうMRTの車両。例によって座席はプラスチック製で、この点、ホントに日本の鉄道はレベルが高いなあ、と思います。ついでにちょっと狭くて、これまた例によって日本のような車内吊り広告は無し。
ちなみにMRTは大量高速交通(Mass
Rapid
Transit)の頭文字で、その名の通り、地下鉄、鉄道、さらにはタイヤ走行の高架路線、さらにはロープウェイなどまでを全てまとめての呼称です。台北ではこの交通機関と国鉄だけが主な移動手段となります。というか地下鉄でさえ二つの会社があって、そこに私鉄、JR、さらにモノレールから都電までが複雑に絡む巨大交通機関都市は世界中で東京だけでしょう。まあ、大阪もかなり異常ですが。
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その車両の吊革に付いていた謎の広告。遠くから見て、なんだあれ、と思ったら酒樽のミニチュア広告でした。灘五郷、兵庫の酒どころの宣伝のようです。ただし凝り過ぎて予算がなかったのか、各車両に一個しか無く、これ宣伝効果あるんでしょうかね…
でもって来た電車に適当に乗ってしまったら、これが各駅停車でして、台北まで55分かかりました。バスの時とそんな変わらないじゃん…
これに懲りて帰りは特急に乗ったのですが(料金は一緒)、それでも45分。…微妙だなあ。
ちなみに台北はすでに夜の10時。だからなのか、そもそも利用者が少ないのか、列車から降りた人はけっこうまばらでした。経営、大丈夫なのかなあ…
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駅は立派でした。上が吹き抜けのアメリカ東海岸式の構造を持つ地下鉄駅です。
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