JALの国際便なので、機内食が出ます。韓国の時は小さなお弁当だったのですが、台湾では行きも帰りもキチンと食事が出ました。上海便でもキチンとした食事が出たので、どうも中国、台湾あたりから本格的な海外、韓国はまだ庭の中、という事になるんでしょうかね。
ただし今回の食事、歴代JALの中で間違いなく最低で、あまりおいしくなかったです。帰りの便でも同じ感想だったので、業者を変えてしまったのか、予算がケチられてるのか、それともたまたま台湾路線がハズレなのか。とりあえずちょっとガッカリでした。機内食の充実が私がJALを選ぶ理由の一つですから…
行きの便の飛行データ。向かい風の風速131qと豪快な気流の中を逆走してます。すなわち秒速36mの風速ですから、ほぼ台風ど真ん中の風速であり、樹木が倒れ、人はまともに歩けなくなり、屋根瓦が飛ばされる世界。その中を快適に飛んで行くんだからジェット旅客機ってすげえ、と思います。
着陸前の降下を始めた直後。時速はなんとサブマリン707。
最新のジェット旅客機が、第二次大戦の時のP-51程度の速度しか出てないのです。どれだけ無茶な気流の中を飛んでるかが判るかと。風速と合計しても時速は850q以下であり、そりゃ時間がかかるわ、という世界。
ちなみに帰りは時速1000qを超えて来るのでその差は300q以上。昨年のインド行きでも驚いたのですが、この辺りの緯度のジェット気流ってかなりスゴイです。なので、行きは約4時間の飛行、帰りは3時間の飛行と、台湾に行くまで1時間近くも差が付きます。
とりあえず無事入国。
現在台湾は豚コレラ禁止キャンペーン中で、検疫が厳しくなってるのですが、今のところその被害が出てない日本からの便の乗客は無審査で通してくれました。機体から降りた後、このカードを渡され、税関でこれを見せるとあっさり通してくれます。
台湾も東アジアの国なので入国検査はあっさりしており、空港についてから30分ほどで入国に成功。アメリカやインドのような悪夢は避けられます。でもって前回はここからが地獄だったのですが、今回は台風も来てないし、台北に出る鉄道、MRTは開通してるしで、気楽に行けます。とりえず地下に向え、との案内を発見、そちらに向かいましょう。
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