■再び山の城へ



さて、お次の目的地は中村家住宅に行く途中、山の上に忽然と見えた石垣の地。
本来は予定に無かったのですが、なんじゃありゃ、とそちらに向かって見た所、
これが護佐丸さんが例の座喜味城から移った先、中城城(なかぐすくじょうと読む)の城跡だったのでした。
ちなみに中村家から車で10分ほどの距離でした。

ここの存在は全く知らなかったのですが、こんな面白そうなものを見逃してなるか、とにかく向かってみることに。



駐車場からは城跡が見えないのですが、なんか廃墟建造物のようなモノが見えてる。
なんだありゃ。とにかく現地に向かって見ましょう。



入り口には案内図が。あ、ここも例の世界遺産の9遺跡の一つなのか。
これ三の郭まであるから、さっきの座喜味城なんかよりはるかに巨大だぞ。
ちなみにこは有料で入場料400円ほどでした。

ついでに帰宅後、ここのすぐ近所に護佐丸さんのお墓があると知る。
あれま、見て来ればよかったな。



…ここは中城(なかぐすく)村にあるのですが、
護佐丸さんは、どうもそこのゆるキャラにされてるようです。
采配持ってますけど、15世紀の沖縄にあったのかなあ…

ついでに右の標準語を翻訳したのが左の琉球語ですが、
(厳密には「ありがとうございました。またどうぞ」であり、ちょっとニュアンスが違うが)
やはりもはや方言レベルではなく、完全に別言語だよなあ、と思う。



ちなみにここは上の地図で判るように縦長な構造の上(約250m前後)、
160mの丘の上にある起伏の多い城跡であり、
しかも駐車場があるのは裏門側なので、この電動カートで正門のある西側まで送ってもらえます。

なんかタージマハルみたいだ、と思ったり。両者とも世界遺産ですしね。

ちなみに2台あるカートはどちらも護佐丸君ステッカーが複数貼られており、
かなりこれを押してるようです、中城村。
そうですか…


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