■山の上の城 その1



という感じで、読谷漁港から離脱。
なんかいい雰囲気の食事でございました。

ではお次の目的地、座喜味(ざきみ)城跡に向いましょう。
ここも私の希望での訪問ですが、沖縄の城跡めぐりは地雷映画男も初めてだったようです。
ちなみに、沖縄は天空の城だらけでかなり楽しい、と後に知る事になります。



地図で見るとせいぜい3q、歩ける程度の距離なんですが、この城跡は丘陵の上にあって道が限られ、
さらにレンタカーのナビ子ちゃんが適当なルート案内を連発したため、移動に30分近くかかってしまう。
今回の沖縄旅行では、助手席の男とカーナビがタッグで運転を混乱に陥れる、というステキな状況が以後も続きます。
最後は南中高度になる太陽が造る建物の影から方角を判断して走ってました。

ちなみに丘陵の頂上部にあるのがこの城跡で、写真はその駐車場からの眺めなんですが、
沖縄地方によくある屋根の上の貯水タンク、この辺りはではあまり見かけませんでした。
最近の家は付けないんですかね。



その城跡。
思った以上にキチンと整備された公園になってました。
ちなみに城跡は入場無料、その横にある博物館は有料、となっています。



そこにあった案内板。
ざきみで座喜味は完全に当て字でしょうが、ドラクエの呪文みたいなカッコいい名前ですね。

お城は城壁しか残って無いのですが、ご覧のように二重構造、上下に段位分かれてるようです。
ここは2000年に世界遺産に登録された全部で9つある「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つで、
今回の旅ではさらに中城城、首里城、そして玉陵の計4か所を見る事になります。
ちなみにグスクというのは砦、城塞といった意味のようですが、
本来は聖域を守る場所、といった意味もあるみたい。



その横にあった健さん、否、高倉の展示。
沖永良部島で使われていた現物を、1976年に移築したものですが、もともと2棟あったのが、
ひとつが台風で倒壊してしまったようです。おかげで建物の裏側が見れました。

沖縄本島ではなく、南西諸島に見られたものでしいですが、
湿気を避けるための高床式建造物、日本でもあったんだなあ、とちょっと感動。


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