■赤い城塞へ
さて、その先に見えて来ました、ムガール帝国時代の宮殿兼要塞だったレッドフォート。
ご覧のようにかなり巨大で、こんな建築が市内のど真ん中にあるとは現地に行くまで知りませんでした。
やはり日本で得られるインド情報はまだまだ少ないなあ、と思います。
画面中央右手が入り口なんですが、かなりの行列、しかもすでに夕方4時近く、
すなわち閉館間近という事で、とりあえず本日の見学は見送る事にしました。
当初、翌日に来る予定だったのですが、なんと月曜は休みでそれは果たせず、
結局、最終日に再訪する事になります。
その時にまた解説しますが、かなりの規模の城塞で、私はこれに匹敵する規模のものは
それこそ現皇居である江戸城、あるいは大阪城くらいしか知りません。
城塞都市としてなら中国にこれを上回る規模のモノがありましたが、
ほとんど破壊されてしまっていて、現存しませんしね。
ついでに17世紀のほぼ同時期に日本とインドで宮廷兼任の大規模要塞が造られていた、
という辺り、微妙に興味深いなあ、と思ったり。
暫く城壁沿いに歩いてみましたが、まあ巨大です。
17世紀の兵器でこれを攻めるのは無理だろうなあ、と思います。
ちなみに手前の空堀はかつては水が入っていたはず。
すぐ裏が川ですしね。
という感じで、レッドフォートからは撤退となります。
ちなみにこれは世界遺産です。
南の空港横にある我がホテルまで送ってもらう途中、
お土産にいいです、とKobikkyさんが教えてくださった紅茶専門店。
地味なお店で、知らずに来たら通り過ぎてしまいそうですが、本格的なお店でした。
アッサム、ダージリンなどインドの各産地ごとに、一番摘み、二番摘み、などの茶葉があり、
お値段も日本円だと1000円以内とお手頃で、気軽に買えました。
余談ですが、インド国内の地名はイギリス人が勝手に発音しやすくしてしまったものがあり、
ダージリンはその代表例の一つです。本来はチベット語でドージェ リン、雷の地の意味でした。
高山地区ですからね。
ちなみに私の海外旅行土産についての周囲の反応は、
「何考えてるのか」「事実上の宣戦布告か」と常に好評ではあったのですが、今回は特に好評で、
「今までで一番まとも」「今後も常にインドに行け」との評価をもらっております。
自分用にも一つ買って帰ったのですが、確かに全然味が違いました。
インドの紅茶、お土産にいいです。これも意外な発見でした。
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