■デリー地区中心部へ



空軍博物館を出ると、すでにお昼どきでしたので、
Kobikkyさんがお勧めというインド レストランへ連れて行っていただく。

この辺りは空港の北、イギリス謹製のニューデリーで、ご覧のように車も人も少なく、
緑が多い地区で、ちょっと貧乏くさいアメリカの街みたいな感じです。
インドの都会もちょっとしたものじゃないか、と思ってしまったのですが、この後オールドデリーに乗りこんで、
さらにその後、空港横のホテルに帰って周囲をウロツクと、そんな甘ちゃんな考えは
一撃ノックアウトさよなら負け、という感じになるのです(笑)。

ちなみに今さらですが、インドも右ハンドル、車は左を走る国でして(逆走してくる連中を除く)、
この国の人口と面積を考えると、世界には意外に広い範囲で右ハンドル文化圏がある気がしてきました。



お店は中央の赤い看板のところ。
ちなみに手前の木にはリスがいて、ますますアメリカっぽいなと思ったんですが、この後(以下略)

ここはインド料理の一つ、タンドリーチキンの発祥の店を名乗ってるのだそうな。
そういや中国の四川には今でも麻婆豆腐発祥の店が残ってるらしいので、そういった感じでしょうか。
いくつかの支店があるそうでなんですが、この店は立地も良く、日本人もよく来るのだとか。
確かに私たちが居る間にも団体さんがやって来てました。
ちなみに後でトイレに行ったら、日本語で男性用、女性用と書いてあり、
ガンジー空港のトイレとはえらい違いだと思ったり(笑)。



最初に書いたように飲み物一つ買うのも大変な街なので、
これが今回見かけた数少ない現地飲料の一つ、サムズアップ コーラ。
普通にコーラでした。
ちなみにあまり冷えておらず、あれっと思ったんですが、
kobikkyさんによると、インドでは冷えてるのはお腹に悪いと思われてるフシがあり、
わざと生ぬるいのを出してくるのだとか。
ええ、そんな文化圏があるのだ、とこれも今回の旅のビックリの一つでした。

ちなみに飲み物に入ってる氷、あらゆる国でそれが原因で腹に来たことはないのですが、
(それどころかタイや香港でかき氷を食べても平気だった)
さて、インドはどうだろう、と思っていたところ
そういった理由でほとんど氷は入っておらず。

唯一の例外は最終日に食べたマクドナルドのコーラでしたが、
とりあえず私は氷入り飲料、大丈夫でした。
ただし、かつて海外で腹をやられたのは上海で一度だけ、という鉄の胃袋なので
あまり参考にはならないかも知れません…
そういう意味では恐ろしい街だったな、上海。



カワセミ、キングフィッシャーという名の現地ビール。
Kobikky さんが注文したものですが、オシャレなビンでいい感じです。



これがそのタンドリーチキン。
確か骨なしの方だったと思います。
私、鶏肉はやや苦手なほうなんですが、これは美味しかったです。
インド、何食べてもおいしいな、と改めて思う。
まあ、日本人が団体で来るお店なので、お値段も外人用でややいい感じですけども。

ついでに店内にウェイターさんがずらりと並んでおり、なんでこんなに居るの、という感じ。
ちなみにインドはチップ文化の無い国なので、その点は一安心でした。


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