■インドのいろいろ
その横にあった戦利品の展示。
全てパキスタンとの戦争によるものでした。
ただしWar
trophies を戦利品と和訳しちゃうとちょっと意味が微妙で、
首狩り族が取って来た敵の首、敵兵の頭蓋骨なんかもWar
trophiesとされるので、
なんというか、勝利記念品、という感じでしょうかね。
ついでに写真では見えてませんが、
絶対に中で人が死んでるよね、という破壊状態の戦車まであり、
なるほど、War
trophies だ、と思ったり。
さて、最後はもう一つの屋内展示へ向いましょう。
この小さい建物がそれ。コの字型の建物で、右から入って左に出ます。
中はこんな感じ。
過去の戦争や運用されていた機体のパネル解説、
近年の国際活動紹介などの展示でした。
後はロケット弾や小型対空ミサイルの展示などもありましたが、
正直、まあいいか、というモノなのでパスいたします…。
そこにあった空軍の歴代偉い人一覧。
おそらく参謀総長じゃないかなあ、と思いますが詳細は不明。
ちなみにシク教徒の人もいて、人口比を考えると、結構知的階級なんですかね、シク教の皆さん。
写真は一人も無く、全員絵画なんですが、どうも技術的にいろいろ微妙で、
普通に写真にしておいた方がよかったんじゃないかなあ、という気も…。
ここで初めて存在を知ったインドが開発していた多用途攻撃機、HAL テジャス(Tejas)の模型。
風洞用模型に色を塗ったものかとも思いましたが、詳細は不明。
無尾翼デルタの機体で、例のHF-24マルート以来のインド製ジェット戦闘爆撃機となります。
こんな機体、あったのね…。
ついでに戦闘爆撃機は自主開発とする、という方針、なんか日本と似てますね…。
ただし例によってHAL製なので2001年に初飛行しながら、配備開始まで14年かかり、
ようやく2015年から部隊配備が始まったんだそうな。
それでも2018年3月の時点で未だ空軍に25機しか配備されてないらしく、
しかも今後、フランス製のラファールを買う予定ですから、大丈夫なのインド空軍、と思ってしまうところ。
空軍だけでなく海軍でも採用する予定らしいですが、
海軍型は未だ開発中だそうで、これ、インド海軍が持ってるロシアのキエフ級空母で使うのかなあ…
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