■さらばインド空軍博物館



というわけで撤収です。
帰る時に気が付いた謎の塗装。
これ、木に直接ペンキを塗ってしまってます。
インドってすげえ、と思ったんですが、以後、見かけなかったのでここだけの特徴のようです。
オシャレ…なのかなあ…



ついでに、例の愛想のいい守衛さんの後ろにソ連の対空ミサイルSA-2がありました。
ベトナムでアメリカ軍に地獄を見せたものがこのSAMで、以後、アメリカ空軍においては
こういった地対空ミサイル(SAM)をいかに避けるか、が重要な問題の一つになって行きます。

ちなみによく見ると二段式になってるの判るでしょうか。
尾部の上昇用ロケットと、その上のミサイル本体に別れており、
SA-2では上昇用ロケットで一気に高度を稼いだ後、二段目の本体が敵の方に突っ込んで行きます。
空中でグネグネ動くのは2段目以降だけ、最初はほぼ真っすぐ上に向かって飛んで行くので
この段階で早期に発見し、まだ上昇中になるべく遠くまで逃げてしまう、が
このミサイルへの基本対策となります。


といった感じで、この博物館の展示は終わりです。
今回はオマケ編も一回お休みとします。すみません。



BACK