■ヒンズーはいろいろだ
その先に居た謎の神様。
ヒンズーで三人セットの神様、というのを私は知りません。誰でしょうね、これ…
ちなみに手前の文字は神様の名前ではなく、賽銭箱、といったような意味らしいです。
ついでに上の風船はよくわからんのですが、“神聖な装飾”らしく、
以後もこの寺院の中でやたらと見かける事になります。
なんでまた風船なんだろうか、と思いますが…
でもって寺院の中の柵には、よく見れば六芒星、ヘキサグラム(hexagram)が入ってる。
数学の本場なので、何かそういった意味があるのか、
あるいは懐が深すぎるヒンズー教、ユダヤ教まで取り入れてしまったのか
この辺りはどうもよく判りませぬ。
(教祖も無く偶像崇拝も無いユダヤ教をヒンズーに取り込むなら、この記号くらいしか無いのだ)
ちなみに六芒星をユダヤのシンボルにする、という話は聖書には一切出てこないので、
これとユダヤ人の関係はそれほど古いものではありません。
諸説ありますが、いずれにせよ中世以降のものでしょう。
よって古代文明のロマン、みたいな面は全く無く、
これも近代になってヒンズー教に取り込まれたものでしょう。
そこからは建物を周りを登る階段で上の階へ。
上の階で唐突に置かれていた神像。
恐らくサルの神様、ハヌマーンですが、腹筋割れてて妙にマッチョでした。
…なんで?
しかもお目目ぱっちり系でして、夜道で合ったら気絶しそうな容姿ではありますね。
ちなみに左右のゾウは普通にゾウで、ガネーシャではないようですが、
ヒンズーの場合、化身という信仰があって様々な動物が特定の神の化身とされてたりするので、
これもそういったものの一種かもしれません。
その先には広い空間が。
礼拝堂ですかね。そして、ここにも風船の飾りあり。
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