■あなたは誰だ



その広い部屋の周辺には、いろんな神様のレリーフが並びます。
信者の方なら、例のコマかい持ってる小道具のシンボルでどれが誰だか判るんでしょうが、
私には皆同じように見えまする…



その先にあった演説台?
ここに乗って、奥の本殿に祈祷するのかと思ったんですが、マイクの向きが逆なので、
この向こう側にエライ人が座って、ホール内に集まった人に向けて何か演説するようです。
ヒンズーの場合、特定の日に皆で集まって祈祷するらしいですが、詳細は知りませぬ。



そこに居たオッチャンが、ミサンガのようなヒモを手に結んでくれる。
なにかのお守りらしいです。
当然、有料で一定額のお礼を渡さないとなりません。

同じように、よくヒンズー教の人が付けてるオデコのオレンジ色の点、
あれも付けてくれる人がいましたが、当然、こちらも有料(笑)。
なのでこの日、私とkobikkyさんはオデコにヒンズー教徒の証である
オレンジの点を付けて観光を続けたのですが、よくよく考えたら、
そのままイスラム寺院にも入っちゃってたな…

ちなみにインドで誰かが親切にしてくれることは天地天命にちかってほぼ無く(笑)、
彼らが何かをしてくれたら、それはほぼ絶対に対価を要求されます。
この点、タイなどでもそういった面がありますが、インドはより徹底してます。
旅先の人情とか、人のぬくもりとかを期待するなら、むしろ中国や韓国に行くべきでしょうね。
インドでそれを期待すると、たぶん最後は死にます(笑)。



でもって、その入り口付近にあった微妙な構図の肖像画。
背景が無い、というのも変ですが、もっともカッコ悪い上から見下ろす構図で
人物の肖像画を描くってのは描いた人がど素人なのか、斬新な構図を狙ったものなのか…
まあ、画面に対する人物の位置も中途半端で非常にダサイですから、おそらく前者でしょう。

それはいいとして、これ、誰?神様にしては微妙な容姿だなと思っていたんですが…


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