■入国への道のり
途中にあったインドのピカソの親戚の友達の絵、みたいな展示。
別の場所でも見かけたので、地元では有名な画家、とかでしょうか。
デリー空港の入管。
基礎知識編で書いたようにヴィザが必須なので、持ってるヴィザによって窓口が異なります。
私はこれから到着時ヴィザの発券窓口に向かうわけです。
右の案内に到着時ヴィザこちら、の案内が。
その上に見えてるe-VISAというのはネットから申請できるもので、手軽と言えば手軽ですが、
いろいろと細かい内容の記入と、写真の準備が必須で、しかも審査に落ちても申請費用は返還されない、
(入国拒否ではなく、書類不備で再提出などでも)
という豪快な代物なので、今回は使用を見送りました。
一番奥がその窓口なんですが「最後の機会ですよ、免税店でお買い物を!」
という巨大な看板があるのみで、あれ、ここって免税店なの?とちょっと焦る。
が、よく見ると、一番下にひっそりと、到着時ヴィザ、の文字が。
…あれを一番目立つ場所に書くべきじゃないでしょうかね…
ここでの顛末は既に書いたので繰り返しませんが、ああ、インドなんだなあ、と思いました。
でもってさっそくここでWifi端末が活躍、迎えに来ていただいてるkobikkyさんに
到着はしてるのですが、ヴィザの申請で引っかかってます、お待たせしております、とメールする。
返って来たお返事は「慣れてますから大丈夫」でした…。
なるほど、これがインドなんだな。
この後、1時間以上かかったものの、なんとか入国成功となり、
迎えに来ていただいてたkobikkyさんとも無事合流。
現実世界では初対面でしたが、あっさり判りました。
今回は、そもそもkobikkyさんに声を掛けていただいて実現した旅行なんですが、
以後、最初から最後まで、お世話になりっぱなし、という状態になります。
ホントにお世話になりました。
通常なら3回くらい旅行して初めて理解できる、というような部分も、
日本語でいろいろ質問できたので、一気にインドの理解が進んだのも、ありがたかったです。
で、車に向ったら運転手さん付きで、ええ、ブルジョワジーな方だったんですが、
と狼狽すると日本人駐在員は全員、運転手付きで、むしろ自分での運転は禁じられてるのだとか。
この時はなんでまた、と思ったんですが、翌日以降、
デリー地区の道路事情の凄まじさを見たら、なるほど、こりゃ日本人が運転したら
20分と待たずに事故るな、と痛感する事になります(笑)。
実は念のため国際免許証も持って行ってたのですが、とてもそんな事は言い出せませんでした…
この後、地元のレストランに連れて行っていただき、いきなりインド料理のレベルの高さに驚かされることに。
やや高級とはいえ、お客さんのほとんどはインド人ですから地元でも人気のお店なんだと思われます。
こういったお店にいきなり行けるのも、現地に詳しい人が一緒じゃないと無理だなあ、と感謝。
インド料理、おいしいです。
そこそこそ高級から、三ツ星ホテルの朝食、街中の庶民食堂まで、
いろいろ食べてみましたが、どれもかなり美味しいです。
タイや香港に匹敵する、何喰ってもうまい街、でしたね。
ただし、高級系の店以外だと、衛生状態がいろいろアレなんですが…
でもって車にカメラを忘れたため、残念ながらこの日の夕食の写真は無しです。
最後はkobikkyさん宅におじゃまして、この夜は泊めていただきました。
ちなみにかなり大きなマンションで、メイドさんの部屋まである、という、
ええ、やっぱりブルジョワジー、という感じの家でしたが、
日本人駐在員の住居としては平均的なものなのだとか。
ちなみにメイドさんもちゃんと居るらしいのですが、通いで来るため、
ほとんど会うことはないそうな。
それでもスゴイ生活だなあ、と思ったり。
といった感じで、インド一日目は終わりとなります。
で、今回の旅はオマケ編の宝庫でしたから、初日から行きますぜ。
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