■日本離脱



関門海峡でした。
ここの上空は何度か飛んでますが、何度見ても狭いですね。
こりゃ潮流も複雑になるわ、という地形でもあります。

これにて成田から関門海峡まで、本州を西に横断した事になります。
スゴイ飛行だな、と思う。



となると、その横のこの辺りが北九州ですね。
我が故郷、千葉市と人口でほぼ互角、もうちょっとで百万人なのに、という都市でございますな。



でもって、その先のここは当然、福岡市でしょう。
この一帯は首都圏、京阪神について大都市が密集してるのですが、
北九州と福岡って、意外と遠いのだと知る。
走って40秒くらいのもんだと思っておりました…

福岡は以前、一度だけ立ち寄ったのですが、同行者が新幹線の時間を間違えており、
駅前で30分を過ごしただけで離脱となってしまいました。
それも20年近く前の話なので、ここも再訪しておきたい街の一つです。

しかしホントにスゴイ飛行ルートだな。

博多湾の中に浮かぶのが能古島で、ここは湾内にある島としては比較的硬い岩盤があります。
安永航一郎先生の本格空想科学漫画「海底人類アンチョビー」では、
この島にソ連の大型人工衛星を激突させ、岩盤の振動による強烈な水中衝撃波を湾内に送り出し、
外海への逃げ場がない全ての海洋生物を死滅させる、という舞台装置になりました。
さすが九州大理学部に居た漫画家さんはすげえ事考えると、今でも思います。
というか、なんで九大理学部から漫画家になったんでしょう…



その先で九州っぽい島々を通過して海に出る。
これにてようやく日本脱出です。



このタイミングで最初の飲み物サービスが。
コーラをいただきました。


NEXT