■さあ撤収だ
さて、では博物館からの撤収を始めましょうか。
現在は午後4時前。まだ閉館までには余裕があります。
一番奥にある第四ハンガーの奥から出口まで、普通に歩くだけでも7分弱かかるんですが、
さらに途中で一部の機体を再度撮影したりしながら出口を目指すので、撤収だけでも30分コースとなります…。
でもって最後、第一と第二ハンガーの間にあるこの展示も観て行きましょう。
時間切れに備えて後に回していた体験型展示室です。
ちなみに左の時計でまだ2時過ぎとなっており、あれ、そうだった?と
驚いたのですが、実際はすでに4時前でした。
他に時計とかほとんど無い施設なので、キチンと直してほしいなあ、と思いにけり。
国立名誉の空の殿堂、といった名前の展示施設なんですが、
中には子供向けの体験学習型の展示が並びます。
まあ、正直特に見るものは無いのでさっと流しましょう。
その中で地味に天井からぶら下げ展示となっていたウィリアムズX-ジェット。
小型のターボファンエンジンを下部に積んで飛ぶ、一人乗りの垂直離着陸機です。
空飛ぶ演説台(Flying
pulpit)という妙な愛称を持っていますが、
言われてみればなるほど、そんな感じもしますね。
この手の飛行装置はアメリカではよく造られてるんですが、1980年代に開発されたこれが
おそらく最後の世代のような気がします。
ちなみに調べてみたら、開発は陸軍だそうで、なんで空軍博物館に?というのは謎。
微妙に地味な展示なのはそのせいか?
ついでに9年前に来た時は兵隊さんのマネキンが乗ってたんですが、
今回は女性に変更されてました。
…例のICBM訓練室のマネキンといい、なにか博物館の運営方針に
決定的な変更があった?
さらについでに、大友克洋さんのAKIRAに出て来るフライングプラットホームの元ネタ、
これじゃないかと思ってるんですが、確証は無し。
さて、入り口のお土産売り場に戻って来ました。
昨年の台湾は短期間だったのでほとんどの人に気が付かれず、
お土産類はごく一部に買っていっただけでしたが、今回は6日間となるとそうもいかず、
ここで第一回お土産調達をしておきました。
ちなみに意外に好評でしたから、空軍博物館のお土産、侮れず。
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