■晩飯のコストパフォーマンスは悪かった



とりあえず入って見ると、意外に狭くて、ええ、これだけ?という感じがなくもなく。
これなら千葉駅前のそごうデパートの方がはるかに立派だな、という感じでした。

でもってアメリカとイギリスのレストランはベラボーに高い、そしてチップや税金がよく判らない、
そもそも支払いの時に人を呼ぶってのが面倒、と私は大嫌いなので、ファーストフード、
あるいは店内飲食可能なデリカッセン系の店しか入りませぬ。
すなわち、ウェイターもウェイトレスも居ない店です。
そういった店を探した結果がこれ。



M Burger というお店で、シカゴで数店舗展開してる、最近はやりの高級系ハンバーガー店のようでした。
ついでにここは注文後、番号が印刷されたレシートを渡され、呼ばれるのを待つ、
というごく普通のシステムで、アメリカでも普通そうだよねえ、と思ってた結果、
翌日の夕方、デイトンでモンスター アタックチームの名で呼ばれる悲劇につながります…

ちなみに当然、右のソフトドリンクコーナーにルートビアがあるのは確認済み。



ちなみにこれが本日二回目の食事の内容。
写真で見るとどうってことないようですが、日本のマクドナルドのハンバーガーの1.5倍近い直径の
パテとチーズが2階層で入ったダブルバーガーで、かなりの量がありました。
お味もかなり美味しかったです。
ちなみにダブルバーガーはシカゴダブルという名で、この店のオリジナルらしいです。

ドリンクは当然、ルートビアで、今回の食事は以後、ほぼ常にルートビアが飲めたため、
ワタクシ大満足、という旅になりました。

ただしお値段もよろしくて、シカゴダブルが税込み5.99ドル、約660円。
ドリンクは3.66ドル、約400円、合計で1060円というところ。
これでこの値段は…と思ってしまうところですが、これはシカゴの物価がベラボーに高いのだ、
と翌日からデイトンに移動して気が付くことになります。

ついでに、ここでLX-100の撮影画像整理をやってたら、後ろから滅茶苦茶陽気な黒人のアンちゃんに、
キレイな写真だね、と言われてびっくりする。
「どうもアルヨ」と答えたら、早口でバーッと喋り出し、どうもカメラの話らしい、とは判ったものの、
細かい部分が全く聞き取れないので、
「ワタシ、日本から来たアルヨ。英語貧弱ヨ」
と答えた所、ええー、と心底ガッカリした顔をする。
…どうも、すみません、という気になる。

海外で妙にフレンドリーな人間は何か狙ってることが多い、ボッタくりや詐欺に気を付けろ、
というのはヨーロッパ、アジアでは確かにその通りなんですが、
アメリカの場合だけは例外が多く、ホントにフレンドリーなだけ、という事がままあります。
生れて初めてアメリカに渡った時、グランドキャニオンで流ちょうな日本語を話す美人に話しかけられ、
警戒したのですが、単に日本語を勉強してる大学生さんでした。
アリゾナの田舎で、日本人をとっつかまえて練習するには、
グランドキャニオンしかない、と言われ、なるほどと思ったり。
この彼もそんな感じのフレンドリー型で、横に居た彼女が、「いいの、気にしないで」と笑ってました。

ちなみに今回の旅は、やたらめったら、こういった感じで声を掛けられる旅でした。
アジア各地で現地人と間違えられて道を聞かれる、とかはしょっちゅうですが、
アジア系が珍しい中部アメリカで、現地人と間違われるとは思い難く、
あの一帯はアメリカでも特にフレンドリーなんでしょうかね。




すでに夕方6時半、もういい時間だろう、と展望台のチケットを買いに、
隣のジョン・ハンコック・センタービルの地下にある券売所に移動。
あれ、ぜんぜん人が居ないな。
観光シーズンは混むと聞いてたんですが…



ちなみに入場料は20.5ドル、約2300円で、まあ、安くはないです。
でもって、券売所からエレベーターに向かう途中も、全然、他にお客さんを見かけず。
大丈夫なのか、こことちょっと心配になる。

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