■1マイル無い疑惑



タワーの向かい側にあるのがポンプ場の建物なんですが、これは現在は劇場になってました。
こちらからミシガン湖の水を吸い上げ、水道塔へと水を送り込んでいたもので、
当然、同じ年、1869年に完成したもの。
よって、これもシカゴ大火を生き抜いたわけです。
ついでにこれまた国家登録史跡(National Register of Historic Places)の一つ。
シカゴも多いな、歴史的建造物。



ちなみにマグニファイセントマイルの通りの街燈にはアートっぽい垂れ幕が展示されてるのですが、
その中の一つ、これは村上隆さんの作品っぽいですけども…
こんだけ一つの芸風でメシ食ってる芸術家ってのもスゴイな。
ある意味、吉本新喜劇みたいだ。



ウォータータワーからしばらく歩くと、ビルが突然途切れて、ミシガン湖の湖岸に出てしまう。
あ、これでお終いなんだ。意外にあっけないな。

……あれ、これ、1マイルないんじゃない(笑)?
どうも怪しいので帰国後確認したら、ミシガン通り橋からここまで1.3q、やはり1マイルありませんでした。
マグニファイセントマイル、看板に偽りあり疑惑。



では、来た道を引き返すとしましょうか。



で、先にちょっと説明したウォータタワー プレイスまで戻って来た。
まだ夜景にはちょっと時間が早い気がするのと、実はこの日、最後の食事は現地時間で8時前に食べた
機内食のモスバーガー(ライスバーガー)だけなので、さすがにそろそろ食事にしたいところ。
一応、この一帯を代表する商業ビルなんだから、食事する場所くらいあるだろう、と中に入る。


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