■地下鉄は超インフレだった



その先で1番ターミナルに繋がるメインストリート(?)に出る。
こっちでは結構、お客さんが歩いてたので、1番ターミナルから来る、が本道なのか。



ついでに、前回も見た国旗の掲揚がずらりと。
あれ、すでにオリンピック誘致はやめたはずなのに、なんでまたこんな演出を…
と思ったら、これ、シカゴと姉妹都市である街の名前が各国の国旗の横に書かれてるのでした。
ちなみに日本の都市は一つも無し。



前回はやけに販売機が少なく、切符買うだけで15分くらいかかったのですが、
9年ぶりの今回は大幅に台数が増えていて、並ばずあっさり買えました。



機械はアメリカ標準の、画面の横のボタンで買いたい切符を選ぶやつ。
クレジットカードも使えるのですが、ワシントンDCと同じく、郵便番号の入力が必須で、
これまた日本のカードは使えませんでした。…滅んでしまえ、オヘア空港。




シカゴの交通機関も入金式のICカード式が一般的になってるのですが、
普通の乗車券、さらに乗り放題切符も自販機で買えます。

とりあえず前回と同じ便利な1日乗車券を選んだのですが、価格が10ドルで死ぬほど驚く(笑)。
前回は5ドルだったんですよ。倍かよ…。
うーん、10ドルだと、元取れないかも、と思ったんですが、案の定、取れませんでした。
それでもお釣りが出ないのが普通のアメリカのバス(最低)を利用するので、
いちいちお金を払わなくて済むこういったカードの方が便利なので、仕方がないところ。
(場合によっては鉄道の切符自販機でもお釣りが出ないのがアメリカだ)

しかし9年で倍額って、どんだけ狂乱物価なんだよ、アメリカ、頭おかしいんじゃないの、と思う。
この辺り、前回のワシントンDCの悪夢が再び蘇って来たのですが、
後にデイトンに入ってみると、観光地や都市部がボッタくり価格なだけで、
通常の生活地域はそこまでインフレ状態でない、と知る。

ただし、普通に乗ってれば空港から市内まで45分の距離で2.75ドル(約320円)でしたから、
アメリカ、イギリス辺りの都市交通機関の中ではかなり良心的な価格設定ではあります。

しかしこの辺りの都市部や観光地の価格設定、アメリカ人は極めて悪質だなあ、と改めて思う。
後に見たシカゴ産業科学博物館のジュースの自販機なんて、デイトンのコンビニの倍以上の価格ですぜ。
昭和の熱海のぼったくり温泉かよ、と思いました。
あの博物館、入場料だって安くないのに。子供連れのお客さん、多いのに。
やり方が最低だよなあ、と思う。
まあ、この辺りはここ、イリノイ州が2017年の段階で、
事実上、財政破綻してる、という事情もあるんでしょうが…。


NEXT