■シカゴ&デイトンの基礎知識
といったわけで、今回の旅行の基礎知識編です。
といってもアメリカ旅行記はさんざんやってるし、ここの訪問も二回目だしで、
まあ、軽くさっとかたずけてしまいましょう。
とりあず今回の侵攻ルートはこんな感じ。
まず成田から第一の目的地、シカゴへ飛び、ここで1泊。
昼間に日本を出てから地球の自転とは逆、東に向うアメリカ行きなので朝に着くことになり、
このため、飛行機を降りてからほぼ1日、行動可能になります。
もっとも、機内で寝れないと40時間以上ぶっ続けで同じ日が続くので、
エライ寝不足のまま、行動を強いられることになりますが…
で、今回はシカゴで1泊して、翌日、アメリカ空軍博物館があるデイトンに飛びます。
上の地図で見るとシカゴとデイトンはすぐ近所で、ガッツがあれば歩いてゆけそうに見えますが、
実際は370q、ほぼ大阪〜東京、に匹敵する距離があるため、歩くと死にます。
広いんですよ、アメリカ。
そしてアメリカには新幹線も無いので、基本的には飛行機しか移動手段はありません。
ガッツがあれば乗り捨て条件でレンタカー移動もできる距離ですが、
慣れないアメリカでそんな長距離ドライブは御免なので、今回も素直に飛行機で移動を選択。
ただし厄介なのは、両都市の間を時間変更線が通ってる事。
アメリカ本土は上で見るような四つの時間帯に別れるのですが、シカゴは中部時間の地区、
デイトンは東部時間の地区にそれぞれ属しているのです。
このため飛行機でなら1時間もかからない距離なのに、シカゴからデイトンに移動するだけで、
1時間時計が進んでしまう、すなわち1時間損します。
当然、その分はデイトンからシカゴに戻れば取り返せるのですが、
今回はデイトンからはダラス経由で帰国するだけだったので、この1時間は損したまんまとなります。
なので当初は先にデイトンに入って、最後にシカゴを回る予定だったのですが、
そのルートでは航空券が取れなかったのでした…。
その結果、何度もこれだからアメリカはよう、と思いながらの旅となります。
さらに言えば、現在アメリカは夏時間なので、日本から行くだけで到着は1時間損します。
このため本来の時差なら朝9時着なのに、夏時間で時計が1時間遅れてるため、
(日没が夜中に来るようにして昼間時間を長くし光熱費を節約してる)
現地時間で10時に到着することになるのです。
ちなみに正確には夏時間ではなく、Daylight
Saving Time(DST)、
日照節約時間、という変な名前が付いてます。
なので、今回はデイトンに至るまで2時間近い損をしてる事になり、
分単位で動いてる私としては、常にホントにこれだからアメリはよう、と思いながらの旅でした。
当然、ここら辺りの時間のずれは帰りの便で取り返せるのですが、
地球を西向きに帰るアメリカ旅行で最終日を利用するのはほぼ不可能ですから、
日本の到着時間が5時から3時になる、程度の話でそんなん別にいらんわ、という事になります。
この点、ヨーロッパは結構、お得になるんですが、それはまたいずれ。
で、最後の帰還日にテキサスのダラスに飛ぶのですが、これは単に乗り継ぎのため。
今回もJALを使ったのですが、アメリカン航空と提携してるため、
そのハブ空港(便の乗り換えなどを集中させる本拠地)であるダラスを使う事になったのでした。
ちなみに地球は丸いので平面上の地図で見るほどには遠回りではない、
というか実質日本からシカゴまでと距離はほぼ変わりません。
ただしデイトンからシカゴは40分以下の飛行で済むのに対して
ダラスまでは2時間近くかかるので(1350qある。成田からソウルに行くより遠い)
ちょっと納得が行かないルートではありました。
ちなみに今回の場合、シカゴまでの単純な往復と、このルートは
全く同じ航空運賃となり、すなわちデイトンへの航空料金は無料になってしまいます。
当初、シカゴまでの往復だけJALで取って、デイトンまではアメリカの格安航空使おうか、
と思ってたんですが、どんな格安航空会社でも0円よりは高いので、
あっさり全行程JALで取らせてもらいました。
遠距離海外旅行で私がJALを常に選んでるのは、時間が正確な事、機内食がおいしい事、
なにかあった場合、やはり日本語が通じた方が楽な事、からです。
ちなみに今回は4年ぶりのJALですから、マイレージとかも特に累積は無く、
だったらANAでもいいな、と思ったんですが、こちらでデイトンへ行くには
えらく面倒な航路となってしまうので、これは見送りとなりました。
(カナダ経由となる。カナダの空港は乗り換えで立ち寄るだけで金を取るらしいので行きたくなかった)
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